お問い合わせの多い項目について記載します。

犬の妊娠の流れを知りたい。

犬の分娩過程を知りたい

猫のシャンプーはどのくらいの頻度でしたらいいですか?

シャンプーの頻度はケースバイケースですが、目安として短毛種は年2回程度(短毛種は余程汚れが酷くなければセルフグルーミングで十分です)、長毛種は1~3ヶ月に1度程度と考えてください。また、妊娠中や病気、手術のあとのシャンプーは控えましょう。しかし、ブラッシングは毎日してあげるよう心がけてください。

フローリングの部屋で猫を飼っていますが、注意することはありますか?

フローリングは滑るため、猫の足腰とくに膝に大きな負担がかかるといわれています。なぜなら、猫は駆け出そうとする瞬間や方向転換するときなど、爪を出してその爪を地面に引っかけ瞬発力を高めます。

スパイクシューズを履いているような感じです。フローリングだと、無意識に本能であるスパイク効果を発揮しょうとして滑って、足を滑らせて膝や股関節を痛め、さらには脱臼や骨折してしまうこともあります。猫のためには、クッションフロアーにするかカーペットを敷いてあげましょう。

長毛種の猫ですが、毛玉が酷すぎてサロンで断られました。いい方法はありますか? ちなみに、ブラシを見ると凶暴になります

多くの猫はブラッシングをされるのが好きです。毛玉を無理矢理にブラシなどで解こうとすると痛いので、その痛みがトラウマとなってブラシを見ると凶暴に威嚇するのだと思います。できれば、仔猫のころから慣らしながらフラッシングする習慣をつけましょう。どうしても嫌がってしまう猫には、リラックスさせながら少しずつブラシを通してみます。猫が痛がらないように、やさしく撫でるようにフラッシングします。あまり強くすると、皮膚に傷がつき内出血してしまうこともあります。猫の被毛は一定方向に生えていますので、逆毛にならないよう注意してください。猫が比較的嫌がらないのは、喉の辺りや頭の後ろや首の周りです。その辺りから徐々に背中に向かってブラッシングをしていきます。一度に全身の毛玉を解くのではなく、部分的に少しずつ慣らしていくことが大切です。

よほど手に負えないような毛玉がある場合、動物病院で鎮静剤や麻酔の処置の下で毛玉を解してもらうか、被毛を短く刈り上げてもらいましょう。そして、述べたようにブラッシングの基本を守って、毎日根気よく慣らすようにしましょう。

ブラシがダメならラバーブラシなど形状を変えてみるのも良いと思います。

猫用のオシッコの砂はどのようにして選んだらいいのでしょうか? 経済性、利便性、安全性、衛生面から

猫は自身の排泄物を砂に埋めて隠す習性があります。この習性は 単に身の周りの環境を衛生的に保つ目的だけではなく、自分の縄張りの中で排泄物の臭いが、とくに猫が狩猟目的とするネズミやウサギなどの他の生物に知られないようにするための習性行為です。すなわち砂は猫の生活習慣上大切な存在であります。

猫砂のそれぞれについて評価してみました。

経済性について

鉱物系の猫砂は尿がよく固まるタイプの猫砂で、掃除しやすく価格も安く、好む猫も多く使いやすい猫砂です。固まりの数や大きさで、尿の量や回数を簡単に把握できるので健康管理に便利です。ただし、猫が砂を掻く行為によって粉状になった砂を飛散させ、また肉球に付着した砂や粉によって部屋を汚してしまう欠点もあります。

利便性について

紙材や木系の猫砂は種類も豊富で尿が固まりやすく軽量で持ち運びが楽で、トイレに流すことができ、また燃やすゴミとして処分でき便利です。

安全性について

おからなど穀物系猫砂は原材料が食物であるため、猫が誤って口にしてしまっても大丈夫という安心感があります。しかし、臭いのもとになる雑菌の繁殖を防止するための防カビ剤や防腐剤など添加されている可能性があります。もちろん防腐剤が無添加の猫砂もありますのでパッケージの標記をチェックしてください。

衛生面について

いずれの猫用の砂においても、こまめに取り替えて清潔に保つことが第一です。しかし、猫は砂を掻く習性があるので、その飛び散らかした砂にも臭いの元になる雑菌が紛れ込んでいて衛生的に良くありません。その飛散を最小限に防ぐために、入り口以外を覆い隠すように作られた猫用トイレも市販されています。

3歳の猫ですが、新幹線で帰省するたびに、下痢や嘔吐など体調を崩し病院にいきます。体調を崩さない移動方法はありますか?

猫は犬より乗り物酔いが少ないと言われていますが、全くないと言うことはありません。症状は、よだれをたらしたり、便意を催したり、嘔吐、不安を示したりします。つまり、多くは消化器系に症状が現れます。

体調を崩さないで移動すると言うことは難しいので、予防策として、移動する半日前位に食餌を済ませて嘔吐物を少なくするようにします。また、なるべく狭いキャリーバッグで、可能な限り顔を見せて不安を減らすようにしてあげましょう。

移動中のケージの中で暴れたり泣いたりする猫には鎮静剤が有効ですので、動物病院に相談してください。

食べ残したフードはそのままにしておいていいでしょうか?

食べ残したドッグフードをそのまま放置して置くと、徐々に風味が落ち、とくにウェットフードの場合は腐敗してきます。また、一度口をつけてしまえば、口の中の雑菌がフードに付いてしまい衛生的によくありません。

食べ残したフードを出しっぱなしにしておくと、遊びながら食べることが習慣化してしまうこともあるので、10分間ほど待っても食べない場合には食べ残したフードは片づけてしまうようにしてください。食べ残しが日常化しているような場合には、一回分の給与量が多すぎるのかもしれないので、残さずに食べきれる量を調整して与えてみてください。

成長盛りの幼犬におけるカロリー摂取量は、犬種、月齢、妊娠中、授乳中などにより違いますので、ブリーダーやペットショップ、動物病院などに相談して給与量を決めてください。ペットショップなどから譲渡されたばかりの幼犬では、フードを与える回数をなるべく1日あたり3~5回と多くし、便が軟らかくならない程度で食べ残しのない量を適量と考えてください。もちろん、成長にともなって給与量も増やすようにしましょう。

肉しか食べてくれません。健康に問題はありますか?

犬の祖先は肉食で、現在は雑食性の生き物と言われており、約1万5千から2万年ほど前あたりから人間より食餌を与えられるようになり、犬もヒトと同様に雑食動物と考えられています。しかし実際には歯に鋭い犬歯があり、また、腸の長さ(体長比)も短く肉食動物に近いとも言えます。

本来犬は肉好きですが、肉類や魚肉類を与え続けるとカルシウム、ビタミン、ミネラルが不足して栄養素全体のバランスが悪い状態になり、健康に支障をきたします。適度な野菜を食べないと食物繊維、ビタミンA、ビタミンE、カルシウム、亜鉛、リンなどが不足がちとなってしまい、皮膚病や慢性の消化器疾患、関節疾患、肥満の原因になりますのでバランスのとれたドッグフードをお勧めします。

どうしてもドッグフードを食べてくれない場合には、ビタミンやミネラルなどをサプリメントなどで補充するようにしてください。

アルカリイオン水を飲ませても大丈夫でしょうか?

よほど大量のアルカリイオン水を与え続けたならば別ですが、飲み水程度の摂取量で尿のpHがアルカリに傾くことはないと考えます。しかし、犬の体質などを考慮すると、普通の水道水に比べると結石を作りやすい環境を作る可能性があります。アルカリイオン水を与えてはいけないと言うわけではなく、効能を理解したうえで与えてください。

キャベツは食べさせてもいいのでしょうか?

キャベツにはグルコシノレートという物質が含まれ、大量に摂取すると甲状腺に悪影響を及ぼす可能性がありますが、その影響が証明されているわけではありません。かなり長期間において大量摂取した場合に悪影響が及ぼすと考えられます。

健康上の問題を指摘されていない犬では、適量であれば全く問題はありません。むしろ食物繊維や栄養素がとても豊富なため、胃腸にも良いとされています。しかしカルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分も多く含まれているので、尿路系の結石を持つ犬にはキャベツに限らず野菜類は控えめにしてください。

夏になると食欲がなくなるので、手作りの食事を与えています。簡単に作れて、栄養がたくさん摂れるレシピはありますか?

犬に与えてはいけない食品は、ネギ類、チョコレート、生卵、塩分、香辛料、カフェイン、牛乳、アルコール、加熱した鶏や魚の骨、じゃがいもの芽、キシリトール、レーズンなどです。これらの食品を除外して与えてください。

犬は味より臭いによって好みを選びます。例えば、ジャガイモはゆでた物より、焼いて潰してあげた方を好みます。これをベースにして、ドッグフードやキャベツ、人参など野菜のみじん切りを混ぜ、人肌に近い温度に調整して与えてみてください。きっと喜んで食べてくれます。これに犬用の総合ビタミン剤のサプリメントを混ぜればベストです。

ただし、肥満や慢性疾患に罹っている場合には主治医に相談してください。

ミネラルウォーターは石ができると聞きましたが、本当にそうなのでしょうか?

硬度の高いミネラルウォーターにはマグネシウムとカルシウムが多く含まれています。そのため、ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)やシュウ酸カルシウム結石のリスクが高くなりますので避けてください。

しかし、マグネシウムやカルシウムの摂取量だけでなく複雑な因子が絡み合った結果によって結石は形成されますので、摂取量などの程度については不明です。

ヨーグルトは食べさせても大丈夫ですか?

もともと乳製品にアレルギーがある場合や、牛乳を飲んで下痢などを起こす体質の犬には、ヨーグルトを含めすべての乳製品を与えない方が良いです。牛乳を与えるとお腹の調子が悪くなる犬は、もともと体質的に含まれている乳糖を分解する力が弱いからです。しかし、すべての犬が乳糖に弱いと言うわけではありません。

ヨーグルトは乳酸菌が乳糖の一部を分解しているため、牛乳よりもお腹に影響を与えにくい、ということもあります。そのため、牛乳ではお腹の調子が悪くなってしまった犬でも、ヨーグルトは大丈夫な場合もあります。

また、ヨーグルトには多くの善玉菌が含有しており、免疫力を高める効果もあるためウイルス感染などに対しても強い抵抗力を発揮できます。さらに、ヨーグルトの乳酸菌には腸内環境を整える働きがあるため、ヨーグルトを食べてお腹を壊さない犬であれば低糖質のヨーグルトを与えても問題ありません。多くの犬はヨーグルトを好みますので与えすぎないように注意しましょう。

食事は1日2回でいいのでしょうか?

幼犬の場合は消化器官が未発達のため、1日に必要な給餌量を3~5回に分け、また成犬では1日2~3回、老犬の場合では消費カロリーも減り、また消化器官も衰えてくるので1日3回程度で良いでしょう。

食事を与える時間は、朝と昼、夜、夜中ですが、問題ありますか?

幼犬の場合、それでかまいませんが、成犬では多くて朝、昼、夜の3回か、朝、夜の2回で良いでしょう。なお、食餌をとると便意をもよおす犬もいますので、夜中には与えない方が良いこともあります。

人間の食べ物を欲しがります。果物はあげても大丈夫ですか?

注意を要する果物は、

  • ブドウ・レーズンは腎不全を起こす危険性があります。干しブドウも危険です。
  • プルーンの葉、種、茎に毒性があります。とくにドライプルーンは危険です。
  • アボガドの果実や皮に含まれる成分に中毒を起こすこともあります。
  • ドライフルーツ、ジュース、フルーツ缶詰などの加工食品は糖質過多気味なので与えないでください。
  • 柑橘類の外皮にはソラレンという中毒物質が含まれており、下痢や嘔吐を起こすことがありますので与えないでください。

また、果物類につきものの種子を犬が誤って食べてしまうと腸閉塞をおこすことがあり注意が必要です。とくに梅、桃やあんず、アボカドのような大きく固い種子を飲み込んでしまうと大変危険です。

犬のガムを与えすぎるのは問題ありますか?

犬はキシリトール入りの犬用ガムを中毒量摂取した場合、インシュリンが過剰に分泌し、低血糖症や、肝臓障害に陥るなどの中毒を起こす危険性があることあります。体重10kgの犬が1gのキシリトールを摂取しただけでも症状が出現することもあり注意が必要です。

また、キシリトールを含有していない犬用のガムでも食べ過ぎた場合には、下痢などの症状が起こる場合もありますので適量を与えるようにしてください。適量は犬用ガムに記載されているか、または直接メーカーに問い合わせてください。いずれにしろ、犬用ガムは嗜好性が高いため、喉につまらせるような事故はしばしばありますので、与え過ぎないようにしてください。

幼犬~成犬になるまでの食べさせる量と内容を具体的に教えてください

それぞれの犬種、成長過程やフードのカロリーによって給与量が決まります。まず、それぞれの犬種に関して書かれた本を参考に、月齢による与えるカロリーを参考にして給与量を決定してください。その給与量を守って与えているにも関わらず、体重が増え、また逆に痩せてくるようなら基準量を増減しましょう。ドッグフードが市販されはじめた頃の1日の給与量は、犬の頭ほどが目安でした。しかし最近ではフードも改良され、100gあたりのカロリー数もそれぞれ違いますので、パッケージのラベルに記載してあるカロリー数をチェックしましょう。

詳しくはweb検索で「ペットフード 給与量の表」とキーワード検索すると詳しく記載されています。

***可能でしたら、日清ペットフードの表が借りられるようでしたら、参考資料に差し入れていただければ参考になると思います。

給与量表の見方

まずは、愛犬の年齢にあわせて、参照する表を決めてください。

  • 成犬の場合
    • A.愛犬にあてはまるサイズ(超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬)を選ぶ
    • B.愛犬にあてはまる体重を選ぶ
      ※太り気味や痩せ気味が気になる方は、給与量を獣医師にご相談ください。
    • C.季節を選ぶ

※犬の種類の欄は参考例です。

(例1:超小型犬/体重5kg/春 の場合)

  • 超小型犬/体重5kg/春・秋の欄を参照
  • 1日の給与量=130g
  • 1日2~3回に分けて与える→1日に2回与える場合では・・・1回あたりの給与量=65g
  • 幼犬の場合
    • D.愛犬にあてはまるサイズ(超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬)を選ぶ
    • E.愛犬にあてはまる生後日数を選ぶ
      (例2:小型犬/生後60日/体重2kg の場合)
    • 小型犬/生後60~120日の欄を参照
    • 1日の給与量=体重の3.5~4%→2kg×4%=80g
    • 1日3~4回に分けて与える→1日に4回与える場合では・・・1回あたりの給与量=20g

 

診察時間は何ですか?

月~土 AM9:00~PM12:00(受付はAM11:30まで)

PM3:00~6:00

日・祝  AM10:00~PM12:00(受付はAM11:30まで)

臨時休診も入りますので、詳細は山田動物クリニックのホームページまたは、週間休診日のご案内(TEL0258-34-2533)でご確認下さい。

診療対象動物はありますか?

犬・猫です。

避妊・去勢手術の対象年齢はありますか?

生後7か月以上(例外あり) です。
あまり早すぎる手術は成長に影響を及ぼすこともありますので一度ご相談下さい。

避妊・去勢手術のメリットとデメリットは?

手術をするメリットは望まない繁殖を避ける事、生殖器系の病気(オスであれば精巣腫瘍や会陰ヘルニアなど、メスであれば子宮蓄膿症や卵巣腫瘍など)を防ぐことができます。

デメリットとしては手術は全身麻酔になりますので、麻酔のリスクがあります。また、手術後に肥りやすくなる傾向があるため、体重管理が難しくなる可能性があります。手術後の体重管理に適したフードがあります。是非ご相談ください。

年齢が7歳ですが避妊・去勢手術は可能ですか

可能です。シニアですので、問診や血液検査などで健康状態を確認してからの手術になります。

 

避妊・去勢手術の費用(1泊入院代を含む)は?

  •  避妊手術  ¥22,000+お薬代
  •  去勢手術  ¥11,000
  • 避妊手術  ¥40,000~+お薬代
  • 去勢手術  ¥30,000~+お薬代

※ 犬種・体重により料金が変わります。詳細はお問い合わせください。

手術は予約制ですか

緊急の場合を除いて、完全予約制になります。お電話でご予約下さい。

手術当日に気を付ける事

誤嚥防止のため、朝食は普段の量の1/3以下もしくは絶食、お水はがぶ飲みさせないようお願いします。万が一、たくさんお水を飲んだり食べてしまった場合には必ずクリニックに連絡をして下さい。

ワクチンは接種した方が良いですか

狂犬病予防接種は法律で義務付けされていますので、毎年必ず接種しましょう。

混合ワクチンは任意ですが、トリミングサロンやペットホテルなどを利用する際には1年以内の予防接種を条件としていますので、接種が推奨されます。

ワクチンで予防できる病気

犬パルボウイルス感染症・犬ジステンパー・犬アデノウイルス2型感染症・犬伝染性肝炎・犬パラインフルエンザ・犬コロナウイルス・感染症・犬レプトスピラ
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎)・猫白血病ウイルス感染症・猫クラミジア感染症

 

 

 

犬の登録はどのような手続きをしたら良いですか

生後91日以上の犬は保健所への届け出と年1回の狂犬病予防接種が義務付けられています。管轄地域の動物病院で予防接種と手続きを行ってもらうか、狂犬病予防接種証明書を持って役所(市区町村窓口)や保健所で登録をして下さい。

夜間に具合が悪くなった場合、診察してもらえますか

申し訳ありませんが診察できません。夜間は院長のみの為、十分な診察とケアができませんので、動物夜間急患センター新潟(070-3258-1122)をご利用下さい。電話予約の上、受診をお願い致します。電話受付時間はPM8:30~AM12:30です。

健康診断をしたいのですが

問診・触診・聴診・血液検査が基本的なセットになります。費用は¥7,700~です。詳しくはご相談ください。

スケーリング(歯石除去)をしたいのですが

まず、お口の状態を確認する必要がありますので、一度診察にお越しください。

スケーリングは全身麻酔下で行いますので、診察及び血液検査等で健康状態を確認した上で、ご予約の受付をさせていただきます。費用はお口の状態、処置の内容により変わってきます。概ね、¥40,000~になります。

CT検査は予約制ですか

はい。急患の場合を除き完全予約制になります。事前にお電話でご予約下さい。希望日を第三希望まで考えていただくとご予約がスムーズになります。

誤って異物を食べてしまいましたが、大丈夫でしょうか

乾電池やタマネギ・チョコレートなど、犬や猫が食べると中毒症状や重篤な症状を引き起こす物があります。そのような物を食べてしまった場合には、食べた物とどのくらいの量を食べたのかを申告してください。場合によっては早急な処置が必要になります。

上記以外の物でよくあるのが、猫は紐状の物や猫じゃらしの先端など、犬は食品の包み紙やラップなどです。しかし、大抵の場合は便と共に排泄されるか吐き戻しますので、無理やり引き抜いたりせず、まずはクリニックへご連絡下さい。

猫同士の喧嘩で怪我をしてきました、診察へ行った方が良いですか

猫同士の喧嘩の場合、見た目以上に傷が深い事があり、放っておくと化膿してくる事がありますので早めに診察されることをお勧めします。また、喧嘩による病気の感染や交通事故など外には危険がたくさんあります。できるだけ室内での飼育を心がけましょう。

仔犬なのですが、甘噛みが酷く困っています

生後4~5か月あたりは乳歯から永久歯への生え変わりで、一時的に甘噛みが酷くなることがあります。

まだ仔犬だから甘噛みは仕方ないと思わず、早い段階からおもちゃなどを利用して噛んでも良い物とそうでない物の区別をしっかりとしつけていく必要があります。大抵は成長と共に落ち着いてきます。動物愛護センターではしつけ教室も行っていますので参加してみてはいかがでしょうか。

オヤツは食べますがフードを食べません

元気はありますか。嘔吐や下痢、体重減少など何か変わった事はありませんか。

上記の症状などがなく元気であれば、飽きてしまって食べない可能性が高いと思われます。食べないからと言って色々な物を与えてしまうとわがままになってしまいます。病気でなく元気であれば、お腹が空けば食べるはずです。まずは、これまでのフードのみで様子を見て、それでも食べない日が続くようなら一度診察にお越しください。

フードはどのくらい与えたら良いですか

犬種・体重・運動量・年齢・肥満の程度などによりそれぞれ異なります。まずは、ワンちゃん・ネコちゃんの標準体重を把握しましょう。フードのパッケージには必ず体重に見合った給与量が記載されていますのでそちらで確認してください。

フードを減らしているのに痩せません

フード以外に給与量以上のオヤツなどを与えていませんか。他のご家族の方が、与えていませんか。運動不足になっていませんか。

まずは貴方のワンちゃん・ネコちゃんの標準体重の把握とBCS(ボディ・コンディション・スコア)で体型チェックをしましょう。

標準体重に見合ったフードの量をしっかり量ってください。ただし、最初から極端に減らす事はせずに、徐々に量を減らしましょう。急に減らしてしまうと空腹により食べてはいけない物を食べてしまう事がありますので、注意が必要です。また、急激なダイエットはリバウンドの原因にもなります、焦らずゆっくり減量していきましょう。そして、ダイエットはご家族の協力が何よりも不可欠です。

また体重過多(極度の肥満)の場合、運動で足腰を痛める可能性がありますので、ある程度体重が落ちてから適度な運動を心がけてください。

それでも変わらない場合にはクリニックへご相談下さい。体重減量用のフードやサプリメントなどワンちゃん・ネコちゃんに合った物をご紹介できるかもしれません。

便と共に虫が出てきたのですが、どうしたら良いですか

出てきた虫と便をそれぞれラップに包み、クリニックへお持ちください。その際には、ワンちゃん・ネコちゃんも一緒にお連れ下さい。

まず検便をして、虫卵がないか確認します。もし虫卵が確認出来たら、駆虫薬(虫下し)が必要になります。

環境が変わったためか嘔吐・下痢をしています

環境の変化を元に戻せるようなら戻して下さい。(例えば…最近、家具の配置を大きく変えた場合などは元に戻す)

引っ越しや新しいご家族が増えたなど、元の環境に戻す事が不可能な場合は、なるべくストレスを感じさせないよう一緒に過ごす(遊ぶ・お散歩に行く)時間を増やしてみて下さい。一時的な場合は、一日絶食してお腹を休めることで落ち着くこともありますが、それでも変化がなければ、他の原因が考えられますので診察にお越しください。

散歩中に拾い食いをして困っています

落ちている物を食べてしまうのは犬の本能でもあります。まずは飼い主さんに注意を向けるようアイコンタクトやコマンド(止まれ・待て・はなせなど)を守らせる練習をしましょう。

またなるべくゴミが落ちていない、草が生い茂っていないお散歩コースに見直す事もよいと思います。他には空腹時のお散歩は控えてみたり、リードは伸縮リードではなく長さを調整してなるべく短く持つと良いでしょう。お散歩は飼い主さんの横を歩くリーダーウォークが理想です。それでも難しい場合には口輪で対応する事も一つだと思います。

今年7歳になりますが、これまでのフードでも問題ありませんか

同じフードを食べていて調子が良いようであれば特に変える必要はないでしょう。ただ7歳ですとシニアに相当しますので、一度血液検査などで健康状態を確認してもらうと良いと思います。結果次第では、現在のワンちゃんネコちゃんの状態に合ったフードへの変更が必要になるかもしれません。

猫がネズミ捕りにかかってしまい体中ベタベタになってしまいました

シャンプーを嫌がらないネコちゃんであれば、サラダオイルやオリーブオイルなど(舐めても問題ないオイル)を使用してベタベタの部分にたっぷりと馴染ませ固まった被毛をほぐしていきます。少しずつですが、ベタベタが落ちてくるはずです。その後はシャンプーや食器用洗剤を使い、オイルをきれいに洗い流します。オイルは一回のシャンプーではなかなか落ちませんので、何回か洗いとすすぎを繰り返して下さい。シャンプーが終わりましたら、風邪をひかないようドライヤーなどでしっかり乾かして下さい。

シャンプーを嫌がってしまうネコちゃんは、小麦粉・片栗粉・コーンスターチなど(舐めても問題ない物)をベタベタにふりかけます。馴染ませていくとポロポロと落ちてきます。

いずれの方法も時間がかかるため、なるべくネコちゃんにストレスがかからない方法を選んで下さい。

また皮膚を切ってしまう恐れがありますので、ハサミやバリカンでベタベタを取るようなことは絶対にしないで下さい。ご自宅での処置が難しい場合には、クリニックにご相談ください。

雄猫でトイレに行っても尿が出ていないようです。何かの病気でしょうか?

雄猫に多い下部尿路疾患の疑いがあります。頻繁にトイレに行くようでしたら、尿が出ないか、残尿感のためが考えられます。原因は尿道結石か膀胱炎や尿道炎でしょう。このような症状が見られたら、早めに動物病院で診察して貰いましょう。

トイレで一生懸命力んでいたり、ペニスを気にして舐めたり、嘔吐、食欲がない状態なら尿道閉塞を起こして重篤な場合が多いので大至急動物病院に行ってください。

耳の中が汚れているのですが、どのようにしてキレイにすればいいのでしょうか?

耳の中が汚れている場合には外耳炎を起こしていることが多いです。猫では耳奥の耳垢を綿棒などで除去することは耳道が狭いため困難です。逆に耳垢を耳の奥の方に押し込んでしまい、悪化させる原因となり得ますので、早めに動物病院で処置してもらった方が良いでしょう。

日常の耳掃除の方法は、まず猫の耳の中があまりにも汚れているようでしたら、小指にティッシュペーパーを巻きつけて、耳の入り口付近を軽く拭き取りましょう。無理に耳の奥まで掃除することは避けてください。

猫の場合、自身の後ろ肢の鋭い爪で耳を掻き過ぎ、また猫同士の喧嘩により耳の軟骨に傷がついて化膿し、治りが長引くことが良くあります。また、黒い耳垢の場合には耳疥癬が疑われ、いずれも獣医師用の薬を使用しないと治癒しないので動物病院で診てもらいましょう。

初めて毛足の長い猫を飼ったのですが、トリミングしたほうがいいのでしょうか? カットしないと毛玉が溜まるのではないかと心配で

長毛種では被毛に静電気などが起こり、被毛のもつれによって毛玉になりやすくなります。あまりにひどい毛玉は、猫に痒みや痛みなどの不快さを感じさてしまいます。毛玉があると言うことは、皮膚や被毛が汚れた状態で、その部分の皮膚の血行も悪くなり、体表の新陳代謝もそれにともなって低下します。

したがって、外観上良くないということだけでなく、寒いときには保温効果が不十分で、また、暑いときにはムレの原因となり猫の健康上良くありません。毎日、短時間でも必要に応じて動物用静電気防止のグルーミング用スプレーをかけ、被毛のブラッシングなどの手入れを習慣づけてください。

わずかな毛玉でも、それを良く解してからシャンプーしないと、余計に毛玉がひどくなりますので注意してください。

猫は体をなめてキレイにしていると聞きましたが、シャンプーしてもいいのでしょうか?

猫の多くは水を嫌います。それでも猫にシャンプーをする必要性は、主に人間との共存生活において、ペットとして見た目の汚さや臭いがない方が良いからです。多くの場合、猫自身が行うグルーミングによって被毛の清潔感はほぼ保たれているので、シャンプーを必要としないことが多いです。しかし、長毛種はセルフ・グルーミングが行き届かないことがあるので、時々シャンプーが必要となります。

シャンプー前には必ず十分なブラッシングを行い、抜け毛やもつれ・毛玉をしっかり除去してからにしましょう。

避妊や去勢手術をしていない猫の場合、繁殖期に伴って異性誘感行為として尿を周囲に掛け散らす行為、いわゆるスプレー行為をします。その尿は普段の尿とは比べものにもならないほど臭い尿です。同時に肛門周辺の被毛が臭くなりシャンプーが必要になることもあります。

猫の爪切りについて教えてください

猫の爪は、自分の身を守り攻撃する時に大切な武器になります。

また、急峻な坂を登る時や、急なブレーキが必要となった時には鋭い爪を出し、ストッパーの役目を果たす重要な役割を持っています。つまり、猫の爪は重要な運動補助となるために本来は爪を切らない方が猫の為と言うことができます。しかし、ペットとして人と暮らす場合に、猫ひっかき病などの感染症の予防として爪を切る必要があります。

猫の爪を切る際には、猫をリラックスさせながら膝の上に載せるようにし、嫌がるような時には決して無理をしないで猫がリラックスした時に爪を切るようにしましょう。猫に爪切りを見せると怖がる場合があるため、爪切りは見せないように、猫の目を隠すか顔をそらすようにしましょう。また爪切りの苦手な猫ちゃんは、一回で全ての爪を切ろうとせず一回に数本に留め、何日かに分けて行うと良いでしょう。

猫の爪は肉球に隠れているので、肉球を軽く押して爪を剥き出して、無理しないで爪の鋭い先端から2~3ミリ程度のところで切りましょう。慣れてきたら、爪を光に透かすと赤っぽい血管を見ることができるので、その血管のぎりぎりではなく、少し手前の部分で切るようにしましょう。

CT検査の流れを知りたい。

こちらのページで解説しましたのでご確認ください。

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駐車場はありますか?

駐車場は10台あり、お車でお越しの場合、無料で駐車可能です。

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