ここでは、当院の強みについてご紹介します。経験豊富な獣医により、業界でも最先端な医療装置を用いることで、ペットに安心の医療をご提供できます。

1. 経歴40年以上/学会発表多数のベテラン獣医のいるクリニック

院長の詳しい紹介はこちらをご覧ください。

院長の紹介

2. 最先端獣医療を導入

当院は、全国でも数少ない最先端獣医療を導入している動物病院です。 獣医学部だけではなく医学部・工学部をはじめ先端医療を研究する大学と連携して、高度獣医療技術向上への取り組みや、全国の動物病院関係者が参加する研修等に参加、企画して、ペットの命を守るべく最新獣医療デバイス開発の向上を目指し活動しております。

以下、いくつかの最先端獣医療についてご紹介します。

DCT検査

当院では、立体画像を瞬時に得られるCT装置を、2001年に全国の大学病院を含めた動物病院で始めて導入いたしました。犬の門脈シャントの術前診断に成功し、学会発表しました。その後、椎間板ヘルニアのCT診断についても応用し、精度の高い術前診断(病巣の確定)を短時間で行うことができ、手術の成功率向上に役立っております。手術の成功を裏づけるための術後検査にも本検査は有効です。

CTご依頼から検査の手順

詳しい解説(クリック開閉)

当院では、立体画像を瞬時に得られるCT装置を、2001年に全国の大学病院を含めた動物病院で始めて導入いたしました。犬の門脈シャントの術前診断に成功し、学会発表しました。その後、椎間板ヘルニアのCT診断についても応用し、精度の高い術前診断(病巣の確定)を短時間で行うことができ、手術の成功率向上に役立っております。手術の成功を裏づけるための術後検査にも本検査は有効です。

検査料金:全身麻酔が必要となります。患者の大きさや病状などによって違いますが、おおよそ2.5~3.5万円(全身麻酔、CT検査、解析料込み)ほどです。

犬の股関節のCT画像です。血管造影を行っていますので関節部分の血管分布が詳細に観察され従来のレントゲンでは診断不可能な疾患を見つけ、適切な手術や薬の投与が可能となりました。検査時間も高速CT装置により3~5分で、迅速な診断が行えます。

超音波粉砕吸引手術装置

当院では、血管や神経を傷つけない超音波振動による持続吸引と超音凝固切開装置を導入しています。全国の動物病院では最初に導入し、その効果を学会発表しております。主に肝臓や膵臓の手術、椎間板ヘルニア、脳の手術で使用されています。

詳しい解説(クリック開閉)

当院では、血管や神経を傷つけない超音波振動による持続吸引と超音波粉砕吸引装置を導入しています。全国の動物病院では最初に導入し、その効果を学会発表したおります。主に肝臓や膵臓の手術、椎間板ヘルニア、脳の手術で使用されています。

獣医脳神経外科領域の頚椎や腰椎の脊髄、神経根除圧術においては、しばしば狭い術野でのハイスピードドリルの正確な操作が要求されます。しかし、ハイスピードドリルによる切削技術には確実な修練による技術力が必要であります。さらに、画像診断の向上や低侵襲の観点からも、より狭い術野での手術が要求され、手術機材の効率化も必要であります。

超音波粉砕吸引装置は、骨だけに作用し、損傷してはいけない血管、神経に作用しないという特性があります。この特性により、椎間板ヘルニア手術において、出血の制御と神経損傷、組織の巻き込みがないことによる安心感から手術時間の短縮が可能となります。また、散水・吸引が同時におこなえ、狭い術野の操作に極めて有用で、削孔幅が3mmと小さく、安全に小さく、深い造孔がおこなえることから、小型犬種の頸椎ヘルニアのベントラルスロット形成術に威力を発揮しています。

別の応用法として、腹腔内の大きな腫瘍に対して、腫瘍の中身(腫瘍細胞)をこの装置で吸引して、腫瘍を小さくしてから取り出す場合にも応用しています。

光線力学療法(PDT)・温熱療法(PHT

当院では、鳥取大学 獣医学科 獣医神経病・腫瘍学 岡本教授と共同で温熱科学療法を行っております。この温熱科学療法は高度先進がん治療で注目されている治療法の一つで、これにより放出されるヒートショックプロテインは免疫療法の効果を高めると考えられています。レーザーと色素剤(ICG)との併用により、犬や猫の癌細胞を効果的に攻撃するという学会発表は、当院が全国初であります。

詳しい解説(クリック開閉)

光線力学療法(PDT)・温熱療法(PHT)とは
がん細胞は正常な細胞よりも熱に弱いという性質を持っているため、その特性を応用した治療法です。正常細胞を破壊しない温熱を腫瘍領域に照射することで、腫瘍細胞だけを熱で壊死させます。

がんの3大治療法は、外科療法、内科(抗がん剤)療法、放射線療法です。しかし、衰弱して外科手術ができないような末期がんや、抗がん剤で効果がなかった様な例に注目されている方法です。もちろん、効果がない場合もありますが、とても効果を発揮してくれる場合もあります。

凍結療法

凍結療法は、比較的小さな範囲の組織部位を凍結させることで腫瘍組織を破壊し除去出来る治療法です。麻酔無しでも痛みが少なく短時間で終了します。イボの治療に効果的です。

詳しい解説(クリック開閉)

凍結療法は、比較的小さな範囲の組織部位を凍結させることで腫瘍などの組織を破壊し除去可能な治療法です。麻酔無しでも痛みが少なく短時間で終了します。イボの治療に効果的です。治療料金は3,000円程度です。

電子内視鏡検査

最新の電子内視鏡を用いた検査を行っています。画像による検査方法は多数ありますが、粘膜面を直接観察することができるのは内視鏡検査だけです。胃腸の病気を発見するための大変有用な検査です。

詳しい解説(クリック開閉)

最新の電子内視鏡を用いた検査を行っています。画像による検査方法は多数ありますが、粘膜面を直接観察することができるのは内視鏡検査だけです。胃腸の病気を発見するための大変有用な検査です。

検査

・電子ファイバーのカメラを通して胃や腸の状態や病変を肉眼的に確認することができます。
・胃や腸の組織の一部を採取して病理組織検査を行うことで病気の診断ができます。

処置

・異物を飲み込んでしまった場合、胃や腸を切らないで取り出すことができます 。(異物の種類や形状、大きさによっては外科手術が必要になる場合があります)
・様々な病気が原因で、食事を口から取れなくなった場合に、電子内視鏡を使って胃ろうチューブ(胃に直接食物を入れられるチューブ)を設置して栄養管理をすることができます。

料金

全身麻酔の下で検査・処置します。単純な消化管の観察のみの場合、全身麻酔料込みで約3万円程度です。異物除去や病理組織検査などの処置は別途請求となります。

レーザーメス

半導体レーザーメスを用いることにより、出血の少ない手術が可能となりました。また、応用を広め、癌細胞を一瞬に蒸散させたり、粘膜の凝固、殺菌に有効であります。当院では、半導体レーザーメスを全国でもいち早く導入し、癌患者の犬や猫に応用して命を助けてきました。また、頑固な猫の慢性便秘症(猫巨大結腸症)の外科手術法(レーザー溶接法による猫結腸亜全摘術)にも利用して50症例以上もの命を助けてきました。

詳しい解説(クリック開閉)

半導体レーザーメスを用いることにより、出血の少ない手術が可能となりました。また、応用を広め、癌細胞を一瞬に蒸散させたり、粘膜の凝固、殺菌に有効であります。当院では、半導体レーザーメスを全国でもいち早く導入し、癌患者の犬や猫に応用して命を助けてきました。また、頑固な猫の慢性便秘症(猫巨大結腸症)の外科手術法(レーザー溶接法による猫結腸亜全摘術)にも利用して50症例以上もの命を助けてきました。

眼科領域においては、緑内障(眼圧が高くなる目の病気)の治療にも効果が認められ、凝固およびバイパス形成に使用しています。

料金

とくにレーザメスを使用したことによる特別料金は発生しません。

緑内障レーザ治療例

  • 症例:サモエド、雄、1才
  • 症状:急に眼の痛みと涙
  • 他病院で治療したが悪くなる一方で来院
  • 右図:来院時の所見。
    右目(画面左)の眼圧は50mmHgと亢進してかなり痛そうです。
    目薬も、嫌がってなかなか投与させません。

レーザーで毛様体凝固術2週間後の所見。
痛みもとれて目薬も一日一回の投与で維持しています。

 

PAGE TOP